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日本栄養・食糧学会大会、兵庫で13日開幕


「医療費40兆円の削減に機能性表示食品にも期待」 (同学会大会・中野会頭)

 今月13日(金)~15日(日)の3日間、兵庫県で「第70回日本栄養・食糧学会大会」が開催される。健康寿命の延伸、メタボ・ロコモなどをテーマに、栄養と食糧に関わる最新の研究成果が報告される。会期中は、学会賞・奨励賞・技術賞や、特別講演、ランチョンセミナーのほか、「ビタミンと疾病」「健康寿命延伸のための性差を意識した栄養学」「米の新しい健康機能の発見」「脂質素材の新たな展開」など、15のシンポジウムが用意されている。国際シンポジウムでは海外へアピールするとともに連携強化を図る。600を超える一般演題では、馴染みある定番素材から注目成分まで多岐にわたる機能性素材を取りあげた演題が並ぶ。



「健康寿命の延伸、我々の大きな課題」

 今年の「日本栄養・食糧学会大会」は今月13日より 3 日間にわたり、神戸ポートピアホテル、武庫川女子大学中央キャンパスで開催される。近畿での開催は 9年ぶり、会期中は約4,000人の来場者が見込まれる。
 先月25日に都内で行われた記者会見では、同学会大会・会頭の中野長久氏が今年の開催概要などを紹介。同氏はまた、健康寿命と平均寿命の差が開いていることを述べ、「健康寿命をどう伸ばしていくか、日本栄養・食糧学会の大きな課題であり、追求の場となっている」と強調した。医療費が40兆円に膨れ上がる現状にふれ、「少しでも改善できるものとして、機能性表示食品があると考える。そして、その食べ方をどうするかによって健康寿命をさらに伸ばすことができる」と述べた。
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