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【主張】都調査から見えるサプリへの高い期待

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検討会の議論、消費者の声はどこに?

 東京都が行った健康食品の意向調査については、本紙(4 . 20)と健康産業速報(4.1)で報じているので確認された方も多いと思うが、重要な「消費者の声」がまとめられているので、改めて紹介する。調査は6,000人を超す都民を対象に予備調査をして、1,300人近い都民で本調査を行っている。新聞社の世論調査に比べても遜色のない重要な調査データーである。


 結論的には「都民の 3 分の 2 がサプリメントを利用している」ことが分かった。本調査では、高頻度のサプリの利用者などを対象に質問を行っている。購入先の半数はドラッグストアーだ。購入時に重視する項目では「効能・効果に関する情報」が約 9 割、「価格」が86%、「認証マークなど」56%、「機能性表示食品であること」は46%で 4 番目。次に「満足度」では「大いに満足」3.9%、「満足」48.2%で、この合計は52.1%で半数を超えた。次に「効果」についての質問では、「非常に効果を感じている」8.4%「少しは効果を感じている」61.8%で合計で「なんらかの効果を感じている」人は70.2%に達した。グループインタビューでは、「コラーゲンはドリンクタイプが効く」などのコメントもあり、興味深い。
 実は長々と引用した背景には、今回こうした調査が行われ、消費者委員会も2012年に同様のWeb調査を行い、消費者の効果や機能への関心の高さから、機能性表示制度が始まった経緯がある。にもかかわらず、食品安全委員会はこうした消費者の声をあざ笑うようなサプリ無用、ビタミン不要のレポートを国の予・・・
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