特集

【食品形態】受託加工・製造 機能性表示食品も続々


”おいしい健康”商材で市場開拓

 サプリメントと食品の中間領域にニーズが高まっている。「健康博覧会2016」ではバー・クッキー、グミ、ゼリーなどが集まる“おいしい健康”ゾーンに多くのバイヤーが訪れ、賑わいをみせていた。また、市場ではゼリー、チョコなど機能性表示食品制度を活用した製品も出始めている。手軽さ・簡便性に加え、より身体に良いものを取り入れたいという旺盛な消費者ニーズを背景に、健康機能を持たせた食品形態の製品開発が活発化。こうしたなか、受託加工・製造サイドでは、専用充填機、ラインの拡充を図る動きが目立つほか、新規に参入する企業も。各社、機能性素材との組み合せ提案、多岐にわたる食品形態の受託対応、風味・味付け・食感などの差別化、小ロット対応 ―― など多種多様なサービス・技術を提供。“おいしい健康”商材の開発をリポートする。



「美味しさ・手軽さ・機能性」
食品形態の製品開発が加速

 バー・クッキー、グミ、キャンディ、ゼリーなど健康機能を持たせた食品形態の製品が年々増えている。UHA味覚糖は昨年、1 日 2 粒で必要な栄養素を効率的に摂取できる「UHAグミサプリ」シーズを上市した。健康や美容への意識が高い女性をターゲット層に14成分の製品をラインアップするなか、「定番の『マルチビタミン』『ビタミンC』のほか、『鉄&葉酸』、『亜鉛&マカ』の購入者も多い」という。CVSチェーンのミニストップは今春に、スーパーフードとして話題のキヌアや、乳酸菌を使用したゼリー、チョコレート、ビスケットを投入。新たな顧客獲得層の獲得を目指す。
 3 月に開催された「健康博覧会」でも“おいしい健康”ゾーンには多くの商材が並んだ。健康・美容成分を配合したバー・クッキーや、スティックゼリー、グラノーラをはじめとしたシリアル食品、特産品を用いた機能性ジャム、ダイエット向けのスムージーや、スープ、雑炊といったフリーズドライ食品などが出品され、来場者バイヤーの関心を惹いていた。
 こうした背景には、手軽に摂取でき、携帯に便利なことや、美味しくて食べやすいこと、購入しやす・・・
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