世界保健機関(WHO)は先月19日、2016年版「世界保健統計」を発表した。2015年の日本の平均寿命は男女合わせて83.7歳で、昨年に続き首位となった。日本は20年以上首位を維持していることになる。日本人女性の平均寿命は86.8歳で世界首位に、男性は80.5歳で 6 位だった。男性の首位はスイスの81.3歳だった。
世界の平均寿命は71.4歳(女性73.8歳、男性69.1歳)で2000年から 5 歳延びた。平均寿命が80歳以上となったのは29ヵ国だった一方、60歳以下となった国も22ヵ国あった。男女の平均寿命が最も低かったのは西アフリカのシエラレオネで、50.1歳だった。このほか、米国の平均寿命は79.3歳、中国は76.1歳だった。