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【特集】健食受託加工・製造 約7割の企業が増収を達成


新制度導入で”二極化”を危ぶむ声も

 本紙編集部は健康食品の受託加工・製造企業200社(有効回答80社)を対象にした調査によると、2016年上半期(1~5月)の経営状態が「良好」と回答したのは46%で前年同期比2ポイントの減少。「どちらともいえない」は47%と半数近くを占めたものの、多くの企業で業績が上向いていた。「新制度の導入による二極化の進展」「インバウンド需要の減退」などを理由に慎重な見方を示す実態が浮き彫りになった。



5割以上が下期の設備投資を予定
増産気運高まる

 アンケートの設問は売上高や増減率、経営状況、市場の景況感、設備投資の現状、品質・安全および製造管理規格の導入状況、人気受注素材、機能性表示食品制度に関する対応状況と評価など。
 調査項目となった企業の売上高は30億円未満が79%、30億~50億円未満が 8 %、50億円~100億円未満が11%、100億円以上が 2 %だった。売上高の増減は、67%が前年を上回ったと回答。業績の伸びに関していえば、前年同時期の調査と比べて2 %改善した。前年割れの企業は16%と前 年 並 み で 、ここ数年で受託企業間の格差が進んでいることがわかった。
 一方、16年下期の経営見通しについては「非常によくなる」と「よくなる」が40%で「どちらともいえない」が57%。「機能性表示食品制度がどの程度売り上げ・・・
(詳しくは6/15発行・第1598号で)




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