「健康食品・化粧品」 データ蓄積進み、6.5%増の272億円
健康食品を含む北海道バイオ産業の平成27年度・売上高が600億円台に到達したことが、北海道経済産業局が6月にまとめた報告書でわかった。前年度比6.1%増の631億円(見込み)で、平成11年の調査開始時に比べ、6倍以上の規模に拡大。従業員数も5倍近く増加し、道内バイオ産業が地域経済や雇用を支える産業に成長している。牽引する「機能性食品・化粧品」は、エビデンスデータの蓄積による新製品開発が活発化したことや、東南アジアをはじめとした海外の販路開拓が進んだことなどから、同6.5%増となる272億円となった。北海道が認定する独自の機能性表示制度「ヘルシーDo」は、34社・67品目となり、同制度と機能性表示食品のダブル表示商品も登場した。今年度は、同制度の認知拡大に向けた支援事業の強化をする計画だ。
「健康食品・化粧品」が牽引
雇用拡大、地域活性に貢献
調査は今年 2 ~ 3 月、道内に本社・事業所がある161社を対象に実施、128社から有効回答を得た。分野別企業数は、「機能性食品・化粧品」が最も多く73社(57.0%)。このほか、「医療・医薬」(18社・14.1%)、「研究支援」(14社・10.9%)、「アグリバイオ」(11社・8.6%)など。
「機能性食品・化粧品」の売上高は前・・・
(詳しくは7/6発行・第1599号で)
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