ゴボウ、マテが定番商材に

　今年上半期の健康茶市場は、ヒット商材が不在の中で、微減で推移した。一方で、ルイボスティーが好調に売上を伸ばしたほか、ゴボウ茶、マテ茶は市場定着への動きが進んでいる。加えて、生活習慣対策、美容・ダイエット訴求の商品の人気は根強く、安定した市場を形成、20～40代女性をターゲットにノンカフェインのハーブティーも堅調に推移した。話題の腸内フローラを訴求する商品の登場や「べにふうき」が抗アレルギー訴求で受理されるなど、市場再興に向け、明るい兆しも見えつつある健康茶市場。無糖茶飲料では、ボトラー大手メーカーによるトクホ茶、機能性表示食品の商品増加も見られ、各社の競争が過熱している。

ゴボウ、マテは市場定着へ　生活習慣対策、
美容・ダイエット対策は人気保持

　健康茶市場は、昨年以降、ヒット商材が不在の中、微減で推移。一方で生活習慣対策、美容・ダイエット対策が根強い人気を誇っている。生活習慣対策では、マテ、サラシア、ドクダミ、杜仲、タマネギの皮、プーアール、トウモロコシのひげ、美容・ダイエット訴求では、ルイボス、ハトムギ、黒豆、ゴボウ、ショウガなどが挙げられる。加えてゴボウ茶、・・・
（詳しくは6/15発行・第1598号で）