下半期 カウンセリング販売の充実 機能性表示食品の売り場拡大に商機
薬系店舗ルートにおける今年上半期の健康食品売上高は堅調に推移した。大手チェーンドラッグストアでは、インバウンド需要が好調に推移したことなどから、2016年度決算で、上場企業13社全てが増収を達成。売上高で前年比2ケタ増となる企業も半数以上に上った。商品別ではダイエット食品、アイケア商品、水素水などが順調に売り上げを伸ばすと共に、スポーツニュートリションをはじめとするプロテインやアミノ酸の新商品が続々と上市され、下半期の注目商材となっている。一方でインバウンド需要に陰りが見られる中、ドラッグストア各社では、カウンセリング販売や機能性表示食品の販売強化に乗り出している。大手を中心に地域密着型の「かかりつけ薬局」としての機能強化を図り、ヘルスケア特化型店舗の構築を進める動きが加速している。
ヒット商材、インバウンド需要で
大手DgS半数超が2ケタ成長
日本チェーンドラッグストア協会が毎年公表している実態調査によると、2015年 1 ~12月の全国ドラッグストアの売上額は、6 兆1,325億円(前年比1.1%増、推定値)となった。分野別でみると、健康食品を含む「その他」のカテゴリーは、1 兆5,476億円(同 3 %増)と堅調に推移。他カテゴリーの成長率鈍化に比べ、堅実な伸び率となっている。
実際、大手ドラッグストアの2016年度決算を見ても、上場企業13社全てが・・・
(詳しくは7/6発行・第1599号で)
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