ニュートラシューティカルズ事業部
新規事業開発室部長 菊池範昭氏
広報部課長 車谷千江美氏
医薬関連事業とニュートラシューティカルズ(NC)関連事業を両輪とする大塚製薬。6月27日現在で7品が機能性表示食品として受理されている。ネイチャーメイド『イチョウ葉』が昨秋に初の認知機能分野で受理されたことは、業界で大きな話題となった。大塚HDのNC関連事業の売上高は約3,300億円(前期比12%増)で全体の約3割。このうち28.8%が「ネイチャーメイド」「エクエル」等のサプリメントとなっている。「世界の人々の健康に貢献する革新的な製品を創造する」ことを企業理念に掲げる同社は、今後、機能性表示食品制度にどのように取り組んでいくのか。
―― 機能性表示食品の売れ行きは
昨年 9 月に機能性表示食品としてリニューアル発売した大麦β-グルカンを含む『大麦生活』シリーズの大麦ごはん 2品は、大麦自体がTV等で取り上げられるなど話題になっていることもあり、売り上げが伸びています。『大麦生活』はリピート率の高い製品で、現在は宅配ルート中心で販売しています。発売当初より大麦および大麦β-グルカンの有用性をわかりやすく生活者に伝える工夫をしてきましたが、機能性表示食品として受理されたことを機に、これまで表現できなかった「糖質の吸収を抑える」「コレス・・・
(詳しくは7/6発行・第1599号で)
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