統合医療

「メタボと肥満症に線引きを」-日本肥満症予防協会 宮崎 滋氏-

一般社団法人日本肥満症予防協会は 5日、「第 1 回メディアメディカルセミナー」を都内で開催した。理事長で一般財団法人住友病院院長の松澤佑次氏は、糖尿病や脂質異常症、高血圧など肥満に伴う疾患に触れ、「病気である肥満と、病気でない肥満があり、メタボと肥満症についての理解が必要」と強調した。

副理事長で公益財団法人結核予防会理事・総合健診推進センター長の宮崎滋氏は、日本肥満学会が 3 月にまとめた『肥満症を明確に分け、肥満症は減量治療を行うべき疾患であることが示された」とし、判断基準として、「BMI25未満、25~35未満、35以上の3分類に分け、内脂肪蓄積の有無や、健康障害の有無などを加えて判断する」と説明。「肥満は、複数疾患を併せ持つことも多い」とし、運動療法と食事療法の重要性に言及した。

記事は「健康産業新聞」7/20発行・第1600号に掲載。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50頁)定期購読のお申し込みはこちら  年間購読料21,600円(税込)

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