大豆、エンドウ豆など、植物性タンパクの提案も活発
米国の「IFTフードエキスポ」が先月17日から3日間、シカゴのマコーミック・コンベンションセンターで開催された。食品素材のサプライヤーを中心に1,200社以上が出展した。米国市場では、食品の持つ健康機能のみならず、健康志向への意識が年々高まるなか、全体の傾向として「グルテンフリー」「非遺伝子組み換え」「オーガニック」のほか、「クリーンラベル」「ナチュラルカラー」などを訴求した商材が目立った。また、昨年から引き続き、大豆やエンドウ豆など植物性タンパクの提案も活発だった。
注目トレンドワード
「クリーンラベル」「ナチュラルカラー」
IFT(米国食品科学技術者協会)が毎年、年次大会と共に開催しているフードエキスポは、米国食品市場のトレンドをキャッチできる展示会として知られる。会場内は、「健康食品素材」「食品安全」「オーガニックフード素材」「飲料」などのパビリオンのほか、中国企業約215社が参加する中国パビリオンも設けられた。
今年は、「機能性成分をいかに商品化するか」という提案に加え、「食品をいかに健康的でおいしく食べやすくするか」「有機やノンGMOをうたえるか」といった観点からのソリューション提案が目立った。また、「食品の素材確保から製造、包装に至る過程をいかに環境に配慮したものにするか」をテーマに“エコ”“サスティナブル(持続可能な)”などを強調するブースパネルやパンフレットも多かった。
今回の展示内 容 を み ると、訴求の中・・・
(詳しくは8/3発行・第1601号で)
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