女性特有の悩みとして代表的なのが更年期障害。女性の約8割が更年期に何らかの体調不良を感じているという。こうした女性特有の悩みに対応したサプリメントの上市が活発になっている。特に近年、女性ホルモン・エストロゲンに似た働きをする、大豆イソフラボンに焦点を当てたサプリの投入が多い。市場では大塚製薬が2014年に、大豆イソフラボンの1つであるダイゼインから腸内細菌の働きによって産生される代謝物・エクオールを主成分とするサプリメント『エクエル』を投入。昨年には小林製薬がエクオールを配合したサプリメントを上市している。このほか、ディーエイチシー、サントリー、キッコーマンなど大手メーカーが大豆イソフラボンを主成分とした女性向けサプリメントを展開している。大豆イソフラボンのほかにも、プラセンタ、植物発酵エキス、米胚芽油など、更年期に生じる症状に対応した機能性素材の提案を原料サプライヤーが積極的に展開。機能性データの蓄積も進んでいる。
更年期女性の悩みに焦点を当てた
複合素材の提案活発に
総務省のデータによると、女性の就業人口は年々増加しており、就業人口全体の43%が女性であるという。一方、更年期症状により、約 6 割が昇進の辞退を考えるとの調査結果も。働く女性が増える中、こうした不調に対応したサプリメントの投入が進んでいる。
更年期障害対策に利用されている主な機能性素材は、植物発酵エキス、プラセ・・・
(詳しくは7/20発行・第1600号で)
ニチモウバイオティックス
/アグリコン型イソフラボン
エンザミン研究所
/納豆菌類発酵代謝エキス
IHM
/レッドクローバーエキス
シクロケム
/マヌカハニー・マカ
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