”スーパーフード”の代表格として、チアシードが一大ブームだ。成城石井などの高級スーパーに限らず、コンビニや量販店などに多数のリパック品が置かれるまでになっている。原料価格は、2,000～3,000円／kgが相場。ただ安価な原料も流通しており、価格競争が激しくなっている。サプライヤーは“有機・オーガニック”や“品質管理”、“加工”などで差別化を進める。最近では、チアシードを配合した加工食品の開発が活発化。大手食品メーカーも続々参入し、コンビニエンスストアやスーパーマーケットのPB商品も上市が相次いでいる。αリノレン酸を関与成分とする機能性表示食品の受理への期待も高まっており、今後、さらなる商品開発が予想される。

植物由来のオメガ3素材として注目集まる

　米国の健康食品市場に端を発した“スーパーフード”ブーム。その代表格としてブレイクしているのが、シソ科サルビア属ミントの一種であるチアの種「チアシード」だ。チアシードの主な産地は、パラグアイ、メキシコ、エクアドル、ペルー、ボリビアなど中南米地域。1 粒の大きさは2 mm程度で、ゴマよりも小さい。吸水性が高く、水に漬けると表皮の繊維が数倍に膨張し、ゼリー状になるという特性を持つ。加えて、熱に強く、臭いや味にくせがないため、汎用性が高いことも特長の一つだ。
　チアシードの栄養成分では、オメガ3脂肪酸であるαリノレン酸、カルシウム、鉄、食物繊維、タンパク質などを豊富に含有するほか、抗酸化物質、必須アミノ酸なども含む。αリノレン酸は体内でDHAやEPAに変換される。チアシードは、αリノ・・・
（詳しくは7/20発行・第1600号で）
メキシコ契約農家より直輸入
「エブリデイ」シリーズの原料供給を開始
エースマーク
こだわりのチアシード製品を展開
原料・ＯＥＭ供給にも対応
波里
“老舗”チアシード取扱い企業
徹底した品質管理で原料供給への注力
ラティーナ
『AcanChia ® 』シリーズ、
加工食品用途で需要急伸
ヘルシーナビ
進化したチアシード「サルバチア ®」
有機JAS取得、最終製品もリニューアル
研光通商
高品質チアシード（粒／粉末）を用意
安心・安全・安定供給に注力
メディエンス
メキシコ産チアシードの取扱開始
原料・OEM供給に対応
そうまファクトリー
（詳しくは7/20発行・第1600号で）