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【特集】抗シワ シワ改善+α原料が人気、評価試験受託も好調続く

 2011年8月に追加され、丸5年が経過した「抗シワ」に関する効能表示。「乾燥によるシワを目立たなくする」旨の表示は、消費者への訴求のしやすさから、新製品が続々登場。「化粧品+美容機器」での評価試験クリアや、ガイドライン準拠の抗シワ効果確認済み原料の登場など新たな流れも生まれている。より高い付加価値を求めて既存製品で試験を実施しリニューアル発売する企業も増加傾向にあり、抗シワ化粧品市場は活況を呈している。



「抗シワ」市場さらに活況
製品リニューアル時に活用も

 化粧品業界では11年ぶり、56番目となる、2011年 8 月に追加された「抗シワ」効能表示。日本香粧品学会ガイドラインに準拠した第三者機関による評価試験をクリアすることで「乾燥によるシワを目立たなくする」との表示が可能となる。多くの女性が気になるシワ対策は、訴求しやすいキーワードとして人気となり、資生堂や花王、カネボウ化粧品、コーセーなどが相次いで新製品を開発。ヤクルト本社や山田養蜂場、DHCなどの大手健食・通販からの新規参入も一般消費者の認知度アップを後押しし、市場拡大の一因となった。
 効能認可から丸 5 年が経過、抗シワ市場は以前にも増して活況を呈している。インバウンドによる化粧品市場の拡大などもあり、評価試験案件数や評価済み製品OEMは順調に増加。差別化を図るため既存製品で評価試験をクリアし、付加価値をつけてリニューアル発売する企業も増えているという。

効能表示認可から丸5年
新たな販売戦略も

 再春館製薬では『“進”ドモホルンリンクル』全 8 製品(保湿液・美活肌エキス・クリーム20・保護乳液・化粧落しジェル・洗顔石鹸・泡の集中パック・光対策素肌ドレスクリーム)すべてで抗シワ効能を取・・・
(詳しくは8/3発行・第1601号で)
シワ改善から脂浮き改善・キメ改善・シミ改善まで
化粧品へのアスタキサンチンの応用研究を推進
富士化学工業
低価格、迅速さで抗シワ試験受注急増
台湾国立機関実施の高い信頼性も強み
パース/抗シワ総研
抗シワ三大素材、機能性乳化剤と果物由来2成分を提案
日光ケミカルズ
機能性化粧品OEM供給、“オンリーワンコスメ”提案
バイオフーズインターナショナル




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