機能性表示食品の届出受理は、7 月末で354件に達したが、内訳では当初トップのサプリメントに代わり、加工食品の届出が過半数でトップに。多くの加工食品が届出受理後、店頭のPOPなどでも消費者の購買行動につながり、売り上げを倍増させるケースも相次ぐ。届出の努力が報われやすい環境にあることが届出を加速させている。トクホなどに比べても「コストもスピードも比較にならない」「経済効率は格段だ」とする声も聞こえる。業態の転換を目指す菓子メーカーなどの届出も多く、積極的な挑戦も目立つ。
総じて元気のいい加工食品だが、雪印メグミルクでは、機能性表示食品のヨーグルトが第一四半期比で3.5倍と躍進、ドリンクヨーグルトの生産設備増強を発表している。カゴメも機能性表示食品のトマトジュースが 2 月の発売以降、前年比 2 倍で推移している。キリンメッツプラスのシリーズなどでも善戦が続く。また、魚肉ソーセージやサバ缶などの脇役が、機能性表示食品となると、直ちに主役の座に迎え入れられ、販売も好調で、機能性表示食品で新しいビジネスチャンスを手にしている。農産物のモヤシなども同様である。
加工食品や農産物では、人口減少と・・・
(詳しくは8/17発行・第1602号で)
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