活力系、”マカ＝活力・元気”が定着
活力系対応、排尿トラブル対応などの男性サポート商材は、ブームに左右されないカテゴリーとして定着している。活力系商材は、男性機能の向上や精力アップのためだけでなく、“元気の源”“スタミナアップ”を目的に利用する人も多く、今やドラッグストアやコンビニエンスストアでも定番アイテムに。抜群の認知を誇るマカを筆頭に個性豊かな動植物由来の活力系素材が活躍の場を広げている。排尿トラブル対応商材は、超高齢者社会を背景に有望マーケットとして注目が高まっている。代表格のノコギリヤシは、エビデンスデータが豊富で、機能表示食品制度を目指した取り組みもみられる。
活力系、マカが牽引 個性豊かな動植物系素材も続々
「サプリメント、飲料といった活力系商材はブームに関係なく一定の数が出る」と話すのは都内にある大手チェーンドラッグの店長。店内の栄養ドリンクコーナーのほか、関連グッズなどと一緒に並ぶ滋養強壮コーナーにも活力系商材は置いてある。購入基準としては、「商品ラインアップが増えるなか、価格以上に体感を求める傾向が強い」と話す。また、「“疲労回復”“一日の活力・元気”といった目的や、ワンラクン上のエナジードリンクとして利用する人も少なくなく、購入者の幅が広がっている」という。
店販ルートでは南米原産のマカを主成分とした製品が多い。“マカ＝活力・元気”というイメージが定着していることに加え、高い体感性、天然由来の食品という安心感が支持されている。即効性を求める人が多いことから、ドリンクタイプが人気だ。500円を割る低価格帯から3,000円を超える製品まで値段は幅広い。ポッカサッポロフード＆ビバレッジは、「マカの元気」シリーズをコンビニエンスストア、ドラッグストアで展開。「“ここ一番！”の勝負どころの活力源」として40代以上の男性を中心に訴求。「ボトル缶は9 割以上が男性の購入」だという。錠剤品は……
排尿対応商材、超高齢化で注目増す機能性表示、ノコギリヤシが間近!?
活力系商材同様に、高齢者男性層を中心に支持されているのが排尿トラブル商材。ユニチャームが男性2 万2,150人を対象に行った「男性の尿もれ」に関するアンケート調査（2014年）によると、初めての尿もれ経験は30代・10％、40代・13％、50代・18％、60代・22％と、年齢を重ねるごとに排尿トラブルを経験する率が……
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2012年版を全面改定し、「機能性表示食品への対応」を追加。各社の概要、特色、業況、連絡先がこの一冊に。健康食品・化粧品の製造、各種試験・分析依頼、原料調達などに、ぜひ本書をご活用ください。
