機能性表示、最新のエビデンスデータが続々
健康・機能性食品素材や安全性・品質に関わる技術が一堂に集まる「食品開発展2016」(主催:UBMメディア)が、来月5日~7日に東京ビッグサイトで開催される。国内外の有力企業600社以上が参加。機能性表示食品の受理件数が400品を超えるなか、新制度に対応した研究レビュー済み・臨床試験実施済み素材のほか、最新の機能性評価キット、試験機器などが紹介される。新制度にとどまらず、食品製造の根幹をなす安全・衛生管理、消費者が重視する“美味しさ・香り”など、食品開発をサポートする商材・技術も注目に。会期中に開催される31の記念セミナーでは、「機能性表示」「スポーツニュートリション」「腸内細菌」「美味しさ開発」「食品の用途特許」などをテーマに、激変する健康産業を勝ち抜くヒントが詰まった講座がそろう。
「Hi」450社、「S-Tec」150社が集結
1990年にスタートし、今年で27回目を迎える「食品開発展」。健康・機能性食品素材と安全・品質関連技術の専門展示会として国内のみならず、海外からも大きな注目を集めている。
健康・機能性食品素材を中心とする「Hi(Health ingredients Japan)」は、450社以上が参加。今年は、運用開始 2 年目の機能性表示食品制度が軌道に乗るなか、昨年以上に同制度に対応した研究レビュー済み・臨床試験実施済み素材や、最新のエビデンスデータが紹介される。また、食品CRO、新制度サポート企業のほか、評価系・キットメーカーなども、市場ニーズに応じた商材・サービスを出品する。
「Hi」出展社の顔ぶれをみると、受託・製造企業では、アピ、アリメント工業、金秀バイオ、三生医薬、大同薬品工業、トンボ飲料、東洋新薬、バイホロン、備前化成、森川健康堂など多数が参加。原料関連では、味の素、協和発酵バイオ、日清ファルマ、日本水産、日本製粉、日本ハム、ホーファーリサーチ社、丸善製薬、森永乳業など、健食専門から食品・乳業メーカーなど有力企業がずらりと顔を揃える。
このほか、北海道、静岡県、四国、福岡県など全国11地域が産学官連携のもと参加するほか、中国や韓国、スリランカ、カナダなどの海外パビリオン・・・
(詳しくは9/7発行・第1603号で)
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