トライリンクアジア 久米大輔氏
台湾には最近、日本企業がリピート通販で進出し始めている。リピート通販とは、最初は無料サンプルやお試し価格などで潜在顧客に投資し、それを定期購入につなげることによって、投資を回収し、利益を生もうという方法だ。
台湾における消費行動は、実店舗であれ、ネット通販であれ、まとめ買いが多い。米国でも「 2 つ購入で、1 つ無料進呈」などという売り方があるが、台湾でもそのような消費行動が多くみられる。
そういうなかで、日本のリピート通販のやり方は、台湾にとって新しいものだ。健康食品ではサントリーの「セサミン」や、日本水産のコラーゲンドリンクなどが進出している。今後、浸透し始めているリピート通販が台湾でどれほど普及するか、注目される。
台湾への進出企業が増えてきている中、これから進出しようとする日本企業は、まず越境ECで現地ニーズを探ることがおすすめだ。現地法人や現地代理店をつくる手間とリスクが省け、在庫リスクも少ない。
ただ、そこで大きな需要があることがわかった場合、越境ECだけにこだわっていては、商品の供給量に限界がある。そ・・・
(詳しくは9/7発行・第1603号で)
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