食品安全委員会は先月26日、新開発食品専門調査会を開催、アガリクスの安全性に関連する報告を行った。今回の調査会は、食品安全委のワーキンググループの指摘事項に対し、厚生労働省が昨年12月20日付で回答したことを受けての開催となった。当初は、1月に行う予定だったが、2月にずれ込んだ。この日の会合では、現在実施している安全性試験の最終報告書が8 月にもまとまることが発表されたが、安全性評価を大きく進展させる報告は特になく、会合自体も予定より20分早い40分程度で終了した。今後の検討推移によっては、さらに追加試験を求められる可能性もあり、昨年2月に持ち上がった「アガリクス問題」は、長期化の様相も見せ始めている。食品安全委のワーキンググループからは、・・・(続きは本紙で)
行政・業界ニュース
アガリクス問題で調査会 試験結果“8月にも報告”、安全性評価長期化も 食品安全委
行政・業界ニュース
- 24年上期 健食受託調査 139社が回答 54%が増収も、「経営良好」は31%に
- 機能性表示食品「食品表示基準」改正へ 新規関与成分、「慎重に確認」
- 通販協、23年通販利用の実態報告書 健康食品購入は14.6%で横ばい
- 機能性表示食品、サプリ形状の製造「GMP義務化を」 消費者庁検討会が報告書、3つの論点で提言
- 厚労省、プベルル酸の動物実験結果を公表
- 機能性表示食品の全点検 健康被害情報77件、因果関係「確実」はゼロ
- 関係閣僚会合 機能性表示食品で「今後の対応」 食品表示基準など改正へ GMP製造管理で立入検査も
- 健食利用者、8割が「ほとんど毎日摂取」3年以上のロングユーザーが約半数に 健食懇調査
- 「機能性表示食品」検討会 健康被害情報の扱い議論 医師診断の事例「報告義務化を」
- 23年度DgS販売額、9%増8.5兆円 「健康食品」8.5%増、約2,790億円で過去最高