食品安全委員会は先月26日、新開発食品専門調査会を開催、アガリクスの安全性に関連する報告を行った。今回の調査会は、食品安全委のワーキンググループの指摘事項に対し、厚生労働省が昨年12月20日付で回答したことを受けての開催となった。当初は、1月に行う予定だったが、2月にずれ込んだ。この日の会合では、現在実施している安全性試験の最終報告書が8 月にもまとまることが発表されたが、安全性評価を大きく進展させる報告は特になく、会合自体も予定より20分早い40分程度で終了した。今後の検討推移によっては、さらに追加試験を求められる可能性もあり、昨年2月に持ち上がった「アガリクス問題」は、長期化の様相も見せ始めている。食品安全委のワーキンググループからは、・・・(続きは本紙で)
行政・業界ニュース
アガリクス問題で調査会 試験結果“8月にも報告”、安全性評価長期化も 食品安全委
行政・業界ニュース
- アジア最大の美容展「COSMOPROF/COSMOPACK」がスタート
- クロレラ・機能性植物研究会 クロレラで新知見 樹状細胞への作用メカニズムなど発表
- タイでビタフーズ展、「コラーゲン」トレンドに 40ヵ国・地域から600社出展 日本企業数は過去最多
- 23年の消費者向けEC市場、「物販」14.6兆円に拡大 経産省
- 23年度・東京都消費生活相談 健康食品の定期購入相談、18%増
- 22年「国民健康・栄養調査」 低栄養傾向の高齢者、男性12.9% 女性22%
- 消費者庁、機能性表示食品の安全確保で新規予算 厚労省、健康被害への対応強化
- 届出ガイドライン→「届出マニュアル」に
- 「機能性表示食品」制度改正 サプリ形状のGMP要件化、届出後の自己評価等
- 機能性表示改正、パブコメに107件 「GMP」「120日ルール」等で意見相次ぐ 消費者庁