”ポジショニングを変える”で若年層取り込みへ
総務省が昨年発表した「明日への統計2015」によると「健康保持用摂取品」の消費を牽引しているのが60代以上。支出金額、消費支出に占める割合ともに、60代の4分の1以下である40代未満、とりわけ健康面・美容面での不安も少なく、かつ所得も少ない若い世代に届く商品とは。既存原料の“ポジショニングを変える”をキーワードに、学生が挑む商品づくりプロジェクトなども進行している。
健康食品・サプリメントなど「健康保持用摂取品」は、体調面で違和感がある中高年が利用するもの ―― そんなイメージを持つ20代は少なくない。若い女性の関心事であるダイエットや美肌に関しても、財布との相談も含めて、食事制限や運動、化粧などの“努力”でクリアできてしまう年代でもある。
とはいえ、たとえ商品がヒットしても中高年の胃袋の数は 1 人 1 つ。若年層・・・
(詳しくは9/21発行・第1604号で)
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