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【連載】受理企業の戦略 ㈱ファンケル 「機能性表示食品」の売上100億円超へ


総合研究所サプリメント研究所所長・寺本祐之氏

 機能性表示食品の成功事例として注目される『えんきん』を扱うファンケル。先月16日には主力の『カロリミット』を機能性表示食品として投入した。同社の栄養補助食品事業の売上は前年同期比22.9%増の286億円(16年3月期)と躍進。今期は360億円を計画している。『えんきん』で55億円、『カロリミット』で40億円、その他の商品を含め、機能性表示食品だけで100億円の大台が射程距離に入った。


 今月には15億円を投資して増設した千葉県のサプリメント工場が稼働。生産能力を現状の1.6倍に拡大する。同社が重視する研究開発を担う「総合研究所」のサプリメント研究所所長・寺本氏に話を聞いた。
―― 機能性表示食品の売れ行きは
 昨年 6 月に機能性表示食品として発売した『えんきん』の売上は、リニューアル前の15年 3 月期は 8 億円でしたが、16年 3 月期は35億円になりました。今期は55億円を目指しており、第 1 四半期時点では計画通りに進行しています。『えんきん』以外の製品も、機能性表示前に比べて売上は3.3倍になっています。
 これまでサプリメントを利用していなかった人が『えんきん』を摂り始めています。機能性表示によって新たな顧客を取り込むことができました。リピートがすごく、定期購入が 5 割を占めています。当社が重視するクロスセル(関連商品の購入)もうまくいっており、『えんきん』の・・・
(10/05発行・第1605号で)




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