メディケアフーズ

高齢者の4割以上が「粗食を心掛け」 低栄養のリスク増加

 トレンド総研はこのほど、高齢者およびその家族に「低栄養」に関する意識・実態調査の結果を公表した。対象は70歳以上の高齢者男女300人に加え、高齢者と同居し食事を提供している40~60代女性300人。


 70歳以上の高齢者に「低栄養」について聞いたところ、理解していた人は21%にとどまった。また「70歳を過ぎてから、食事の量や内容に変化があったか」との問いに対して、60%が「あった」と回答。
 具体的には「食事の量が減った」が76%、「野菜を中心になった」(49%)、「肉をあまり食べなくなった」(25%)などが続いた。さらに「粗食を心掛けている」という人が全体の4割超に上り、エネルギー量やタンパク質の不足につながるリスクが見受けられた。
 一方、高齢者との同居家族に「高齢者の食事は、介護や寝たきりのリスクにかかわるか」と聞いたところ約8割が「そう思う」と回答した。



【11月30日締切】「受託製造企業ガイドブック2017年版」
2012年版を全面改定し、新たに「機能性表示食品への対応」を追加。各社の概要、特色、業況、連絡先がこの一冊に。

行政・業界ニュース

企業ニュース

特集

PAGE TOP