高齢化や内面からの美容意識の高まりなどから、ヘアケアに注目する層が拡大している。最近では、40代以上の中高年層や若年層で髪の悩みを持つ割合が増加傾向。リーブ21の調査によると、20代男性では約3割が、女性では約4割が脱毛の悩みを感じているという。こうした状況から、ヘアケア市場全体では、ノーシャンプー（ノープー）やオイルシャンプー、ノンシリコンなど多様な商材で、若年層や女性の取込みを進める企業が見られる。
髪の悩みを持つ女性層が増加
新たな訴求で市場拡大へ――
高齢化の進展に加え、消費者の内面からの美容意識の高まりを背景に、毛髪へのケアに注目する層が拡大している。
リーブ21が2015年、10～60代の男女4,800人を対象に実施した調査によると、薄毛、脱毛に悩む人は、推定で約3,960万人。内訳をみると、男性で39.5％、女性で20.8％が薄毛や脱毛が進行していると感じているという。なかでも20代男性が増加傾向にあり、薄毛や脱毛を自覚した時期についての質問に対し、29.6％が「20代から」と回答。2013年の調査より約 6 ％増加した。
若年層の毛髪・頭皮への悩みの増加は、これまで中高年層が中心だったヘアケア市場に新たな層へも広がり、市場の拡大が期待される。また女性層では、40～60代以上の層を中心に毛髪への悩みを持つ女性の割合が増加傾向にあり、全体の約37％の女性が「脱毛が進んでいると感じている」という。
こうした中、育毛剤だけでなく、シャンプーやトリートメントなどで毛髪・頭皮ケアに重点を置いた機能性をもつ商品提案が活発化している。トリートメント・・・
（詳しくは10/19発行・第1606号で）
ヘアケア開発に定評、使用感抜群の
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テクノビューティーサプライ
ガ二アシ配合の「ヘアカラートリートメント」を開発
年内に自社ブランド化粧品として発売へ、ＯＥＭ対応も
カイゲンファーマ
老舗ヘアケア化粧品受託企業
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近代化学
独自性に優れたヘアケア製品の
企画提案型OEMが好評
ランインターナショナル
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