商品企画・マーケティング推進部　高橋徹氏

　2016年10月末現在、『おいしい蒸し豆』3品、『おいしい雑穀』2品の計5品が受理されている㈱マルヤナギ小倉屋（兵庫県神戸市）では、機能性表示食品シリーズ全品が店頭に並び始めた今年9月以降、前年比106％と好調に売上を伸ばしている。機能性食品分野への挑戦がほぼ初めてという同社の商品企画・マーケティング推進部の高橋徹氏に、届出時に苦労した点、今後の戦略について話を聞いた。

―― 機能性表示食品の売れ行きは
　弊社の機能性表示食品は、既存商品のリニューアルとして発売しました。発売直後は、シリーズバラバラでのリニューアル発売であったため、売場では旧品との混在等で売れ行きのはっきりとした効果はわからず、大きな伸長はありませんでしたが、機能性表示食品が売場店頭にきっちりと並び始めた9 月以降、前年比106％にて推移中です。10月末時点での商品ラインアップは、「骨」訴求の『おいしい蒸し豆 蒸し黒豆』『おいしい蒸し豆 蒸し大豆』『おいしい蒸し豆 蒸しサラダ豆』、「コレステロール低減」を表示した『おいしい雑穀 蒸し大麦』『おいしい雑穀 蒸し雑穀』の 5 品です。
―― 開発・届出で苦労した点は
　当社はこういった分野には、ほぼ初めての挑戦です。この制度の一番のポイントとなるシステマティックレビューについての知識がなかったため、一から勉強しないといけませんでした。また ・・・
（詳しくは11/16発行・第1608号で）