「野菜=健康」イメージ武器に商品開発進む
抗酸化、デトックスなど訴求ポイント拡大
食卓で馴染み深い野菜素材は、錠剤、茶、飲料など健康食品としての商品開発も活発だ。食経験が安全性を証明していることに加え、「野菜=健康」というイメージが定着していることが強みとなり、根強い人気を誇っている。市場には、従来の野菜不足解消を訴求する商品に加え、血圧降下作用、抗糖尿など、野菜の持つ機能性をコンセプトにした健康食品が登場している。本特集では、メタボリックシンドローム対応素材として新市場構築が期待されている“タマネギ”、抗酸化、デトックスなどの切り口で商品開発が進んでいる“ブロッコリー”のほか、ショウガ、タラの芽などの野菜素材を紹介する。