世界最大のゼラチン&コラーゲンメーカーである仏・ルスロ社は先ごろ、1891年設立から125周年を記念し、Vice-President Global Marketing &SalesのSandor Noordermeer氏が来日。市場概況や新素材『牛骨ゼラチン(Bovine Bone Gelatin)』など製品動向について話を聞いた。
―― グローバル展開の現状について。
125周年となる現在、フランスの本社以外に、世界各国に13の工場・研究施設(欧州4、北米2、南米3、中国4)、10の営業拠点(日本はルスロジャパン㈱)を設け、各地域から十分な生産量を確保し、主に食品、機能性食品(サプリメント含む)、医薬品などへ提供している。ゼラチンの年間生産量は約12万トン。一方のコラーゲンは約6,000トンだが、ここ数年は、特に日本同様高齢化の進む欧州や米国で年間5 ~ 10%伸長するなど飛躍的に伸びている。背景には、セルフメディケーション意識の高まりとともに、骨と美容への健康効果の認知度が高まっており、今後もこの傾向は続くと予想している。
―― 日本市場について。
世界の高齢化のリーディング国である日本でも、欧州や米国と同様の傾向が今後予想され、さらなるコラーゲン市場拡大が期待される。既に広く知られる美容効果に加え、今後の需要の高まりが予想される関節の健康効果についての認知度アップを計画している。代表的なコラーゲンペプチド製品『Peptan®』では、今後3 年で20本以上を視野にクリニカルスタ・・・
(詳しくは12/7発行・第1609号で)
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