◆予防健診を来年に控え、インフラの整備が急務に◆
新しい「国民病」としてクローズアップされているメタボリックシンドローム。来年4月からはメタボリックシンドロームに関する予防健診(以下予防健診)を義務付けていくとともに、該当者・予備軍と診断された人を対象として、医師や管理栄養士、保健師などによる保健指導も実施するなど、国を挙げてのメタボリックシンドローム対策が急ピッチで進んでいる。しかし、現場からは、具体的手法の明確化やインフラ整備の必要性の声も上がっている。現時点での予防健診と保健指導への医療現場の声を聞いた。
★主要素材とそのエビデンス
□アマニ:アマニリグナンの肥満抑制に関する作用メカニズムが明らかに
□キノコキトサン:エノキタケを中心素材としたメタボリック対応型商品
□ハナビラタケ:インスリン分泌促進効果、マウスとヒト経口糖負荷試験で確認
□生コーヒー豆エキス:脂肪吸収作用や抗酸化作用が認められたコーヒー原料
□食事代替食品:BAANs理論に基づく代謝活性化による内臓脂肪燃焼と蛋白質合成促進
□DPA(ドコサペンタエン酸):高濃度7%DPA濃縮オイルを腸溶性カプセルに充填
□共役リノール酸:体脂肪低減作用をもつ、リノール酸の異性化脂肪酸
□桑葉:血糖値改善効果を有する桑葉製品
□アカショウマエキス末:脂肪吸収抑制作用と膵リパーゼ活性などに作用するエキス
□ナットウキナーゼ:規格基準の策定で、ナットウキナーゼを啓蒙
★機器類
□高周波温熱機器:RF波で体内に摩擦熱を生み、内臓脂肪を減らす
□内臓脂肪計測ソフト:ボタン操作1つで内臓・皮下脂肪を計測表示