統合医療

【インタビュー】福祉先進国スウェーデン 王妃が認知症の緩和ケアに取組み


㈱ライフェスタ 専務取締役 榎本恵一氏

 心身の痛みや不安を和らげる脳内ホルモン「オキシトシン」の作用が注目されている。スウェーデンでは「タクティール・ケア(TTC)」と呼ばれる療法に約半世紀の歴史があり、ガン、認知症、糖尿病などの患者へ幅広く適用されている。


 「タクティール」とはラテン語の「タクティリス(触れる)」に由来し、TTCでは手で患者を柔らかく包み込むように触れる(身体をもんだり押したりの動作はしない)。その時、脳内ホルモンとして分泌されるオキシトキン産生による効果が発揮される。
 科学的には、施術開始から10分程度でオキシトキンが分泌され、疼痛や不安感の緩和作用が始まり、副交感神経が活性化されることが立証されている。
 スウェーデンのシルヴィア王妃が・・・
(詳しくは12/21発行・第1610号で)




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