ストレスや高齢化に起因するとみられる記憶障害や認知症、うつ症状、睡眠障害などが増えている。なかでも認知症罹患率は高齢化に伴い増加傾向にある。こうした中、脳の健康をサポートする製品・サービス分野では現在、官民一体の取り組みが進められている。予防を主とする健康産業界においては、脳の健康をサポートする健脳商材の市場に大きなビジネスチャンスが生まれている。なかでも健脳素材やサプリメントは、機能性表示食品制度を追い風に、さらなる市場の拡大が期待される。
健康食品分野でも、加齢に伴う認知機能の低下やうつ症状を抑制する、睡眠の質を改善するなど、脳の健康をサポートする素材・商材を提案する企業が増加している。
なかでも一昨年 4 月にスタートした機能性表示食品制度を受け、イチョウ葉やDHA、GABAなどがいち早く表示を認められ、売れ行きを伸ばしていることから、健脳素材を持つサプライヤーの多くが、臨床試験やシステマティックレビュー(SR)を完了した素材の提案を強化している。
今回の原料サプライヤーへの取材では、リパミン広報センターと日油が供給するPS(ホスファチジルセリン)、ユニテックフーズのPI(フォスファチジルイノシトール)、築野食品工業のフェルラ酸やイノシトールなどが、機能性表示食品制度に・・・
(詳しくは1/18発行・第1612号で)
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