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免疫トクホ実現へ、その第一歩に

第1回日本食品免疫学会2005年大会(JAFI2005)
「食品科学と免疫学の融合」――。免疫トクホ誕生への基盤作りを産学連携で目指す日本食品免疫学会の第1回学術大会(JAFI)が9日、10日の2日間、都内で開催された。初日、上野川修一氏(日本大学生物資源科学部)、Seppo salminen氏(university of turku)による2題の基調講演には会員・非会員合わせて300人以上が集まり、食品の免疫機能研究に対する関心の高さが改めて印象付けられた。食品免疫学を新しい科学分野として確立させることを目的として昨年発足した同学会。会員には、農学、医学分野の食品と免疫に関する学識経験者110人や食品の免疫調節機能に関心のある関連企業57社が加入している。基調講演後、同学会会長の上野川氏は本紙の取材に答え、「時間はかかるが、免疫トクホを目指していこうということは当然ある」と話した。同学会実行委員長の清水誠氏(東京大学教授)は「免疫トクホ開発の進展に向けたファーストステップになれば」と語った。

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