厚生労働省はこのほど、食品衛生管理の国際標準化を目指し、すべての食品事業者を対象に一般衛生管理の着実な実施に加えHACCPの制度化を取り入れた仕組みをつくる方針を固めた。手引書作成について農林水産省など関連省庁と連携をとり、業界団体を通じて定着をはかる。
HACCAPの導入については先進国を中心に義務化が進められており、日本から輸出する食品にも要件とされるなど、いまや国際標準となっている。国内事業者においては、従来の衛生管理の取り組みに加え、事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入などの危害要因を把握し、特に重要な工程を管理。結果としてそれらの危害要因を食品衛生上問題のないレベルにまで除去または低減させ、これらを文書化するHACCPによる衛生管理をさらに広く定着させることを狙いとした。
一部の食品事業者や輸出食品の製造事業者のみが取り組むのでなく、フードチ・・・
(詳しくは2/15発行・第1614号で)
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