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【連載26】機能性表示食品受理企業の戦略 九州を代表する漢方の老舗、4月には新工場


「機能性表示食品、多様化する商品提案の一助に」

製薬業として1790年に創業し、現在でも地元九州を中心に、薬局・ドラッグストアで漢方薬を提供している占部大観堂製薬㈱(福岡県直方市、0949-22-0299)では、「ヒアルロン酸」で機能性表示食品の届出が受理された。本業の医薬品製造技術を活用した健康食品の受託製造を展開する中、多様化する顧客ニーズに対応した商品開発に注力。4月には新工場も稼働予定で、今回のケースを今後の商品提案に役立てていく。


―― 届出受理の背景について。
当社は医薬品GMP準拠の自社工場で、商品設計からの一貫受託製造が可能です。厳格な製造管理・品質管理体制による安心安全・高品質なPB・OEM商品開発・提供はもちろん、200年の医薬品製造で培ったノウハウ、小ロット対応、短納期といった要望に臨機応変に応じる点を大きな強みとしています。顧客ニーズの多様化に応じた商品開発を推進する中、健康産業の起爆剤として多くの顧客が意識している機能性表示食品制度に着目しました。今回、届出受理された「ヒアルロン酸」はその一環であり、受理はされていますが、追加で一部修正して提出中でまだ発売には至っていません。
―― 開発・届出で苦労した点。
開発では、崩壊性の点で試行錯誤を重ねました。当初、1 日当たりの粒数を届出製品より少なめに設定していましたが、ヒアルロン酸は保水性に優れた成分ということもあり、その処方では錠剤が膨・・・
(詳しくは2/15発行・第1614号で)



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