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【連載27】「機能性表示食品」受理企業の戦略 小規模企業の機能性表示、信用増し販路は拡大

健康食品の製造販売から、独自原料を用いたOEM供給までを行う補完医療製薬㈱(大阪市中央区、 06-6191-7770)では昨秋、『桑の葉青汁』が機能性表示食品として受理された(届出日9月27日)。機能性関与成分は難消化性デキストリンで、「食後血糖値の上昇を抑制する機能があることが報告されている」と表示。同社会長の北条塑麻雄氏に、小規模企業にとっての制度活用のメリットや、行政への要望、将来展望などで話を聞いた。


―― 制度活用の目的と経緯は
業界の活性化を促し、サプリメントの
有用性を広めることが活用の目的でし
た。従来商品との差別化や、弱小企業でも販路拡大につなげたいというのもありました。過去にいくつかの商品でチャレンジしていたのですが、難消化性デキストリンは比較的受理されやすい成分ではないかと考えました。実際に大きな苦労は感じませんでしたが、これが新規性の高い商品などであればスムーズにはいかなかったかも知れません。トクホ関連で臨床データなどを持っていたのもきっかけの 1 つでした。
―― 実際に売上増につながるか?
製品は 2 月10日に発売し、自社通販のほか、通販関係会社への卸や、食品問屋、薬系ルートを通じた展開をしていますが、新規販路の開拓につながることは確かでしょう。事実、受理によって新たに薬系ルートでの取り扱いが始まりました。小企業であっても信用度が向上するといったメリットはあります。OEM案件の問・・・
(詳しくは3/1発行・第1615号で)



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