「第13回ファンクショナルフード学会」が先月11日、都内で開催された。当日は医療関係者、健康食品、食品関係者など約60人が参加した。
順天堂大学医学部生化学・生体防御学の長岡功氏が変形性関節症(OA)の病態評価に使用されている、軟骨Ⅱ型コラーゲン分解マーカーの CTX-Ⅱなどを用いて、大学の各種運動競技部に所属する選手の軟骨・骨代謝を評価した。その結果、バイオマーカーを用いた検討で、各種の運動競技選手の、軟骨・骨代謝が非運動群に比べて変化していることがわかった。またこれまでの試験でグルコサミンの摂取で、Ⅱ型コラーゲンの分解が抑制されることを確認しており、「今回の結果から、Ⅱ型コラーゲンの分解が亢進しているサッカー以外の運動競技選手に対してもグルコサミンがⅡ型コラーゲンの分解を抑制して、軟骨保護効果を示す可能性が期待される」とした。
プロテインケミカルの山岸淑恵氏は、OAに対して有効性が報告されている機能・・・
(詳しくは3/1発行・第1615号で)
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