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【特集】ローヤルゼリー 市場規模360億円 「ドリンク品」などで引合い増

昨年のローヤルゼリー(RJ)市場は、RJをメイン素材とする健食ルートで大幅な減少となり、売上規模は360億円(前年比14%減)となった。原料輸入量は、生RJが微増となったが、乾燥RJが大幅に減少したため、前年比7%減。ただサブ素材として採用されている清涼飲料水などの一般ルートは好調で、RJ原料の流通量全体では微減にとどまった。品質規格面ではISOが決定したことで、国際的な環境が改善。機能性表示食品制度への対応については、関与成分の特定が難しいといわれるものの、研究は引き続き進んでおり、業界関係者の期待も高い。



原料輸入量386トン(7%減)
証紙使用枚数は16%減

財務省の通関統計(速報)によれば、2016年のRJ原料輸入量は前年比 7 %減の386トンとなった。通関統計では生RJと乾燥RJが混在しているが、微増の生RJに対して乾燥RJが大幅に減少したとみられる。2015年、乾燥RJについては一部で在庫確保の動きがあり、その反動とも考えられるが、例年にない大幅な減少は今年1月に入っても続いている。
輸入量のうち 9 割強を占める中国の貿易統計を見ても、昨年の対日輸出は約10%の減少となった。ただ2010年以降、増加と減少を毎年交互に繰り返す傾向が続いており、今年は増加に転ずる可能性が高いとみられる。
全国ローヤルゼリー公正取引協議会(RJ公取協)の証紙(公正マーク)使用枚数・・・
(詳しくは3/15発行・第1616号で)



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