九州大学名誉教授の藤野武彦氏らの研究チームは先月21日、ホタテ由来プラズマローゲンの経口摂取により、軽度アルツハイマー病(AD)に改善効果があることを確認し、医学雑誌The Lancetの姉妹誌「EBioMedicine」に掲載されたと発表した。
試験は、60~85歳の軽症ADと軽度認知障害(MCI)の被験者328名を対象に実施した多施設、無作為、二重盲検試験で、ホタテ由来プラズマローゲンを24週間経口摂取後に認知機能改善効果(記憶検査WMS - R)や血漿中のプラズマローゲン濃度の変化などを検討したもの。
試験の結果、軽症ADでは摂取群においてWMS - Rが有意に改善したほか、軽症ADのサブグループ解析では、摂取群の77歳以下及び女性の症例とでWMS - Rが有意・・・
(詳しくは4/5発行・第1617号で)
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