内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)のシンポジウム「次世代の食品機能性と自然免疫」が 3 月24日、都内で開かれ、150人が聴講した。
冒頭、SIP事業の研究代表機関である自然免疫制御技術研究組合代表理事の杣源一郎氏は、「食品の機能性表示制度がはじまったが、日本がオープンイノベーションによって世界に先駆けている分野であると感じる。超高齢社会の進展により医療費の増加は深刻な問題。食品機能には自然免疫力の低下を抑えることで疾患リスクを低減させることが期待されており、研究の進展は社会的にも大きな意味をもっている」とあいさつした。
琉球大学大学院医学研究科教授の益崎裕章氏は米ぬか由来の機能性成分「γ- オリザノール」が脳機能向上や抗糖尿病に有用である点を解説。視床下部の小胞体ストレス亢進を抑制し、動物性脂肪・・・
(詳しくは4/5発行・第1617号で)
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