森永乳業㈱では、機能性表示食品対応の素材として、『ビフィズス菌BB536』を提案する。今年、さらに採用数が増加し、健康コーポレーション、FANCLといった大手メーカーで立て続けに機能性表示食品が受理されている。同社では、原料の提案から論文、レビューの提供まで機能性表示食品での届出に関するノウハウを駆使し、顧客へのフォローも進めており、商品設計に対するアドバイスも行っている。同社では、機能性表示食品制度の見直しにより、一部糖質、糖類が機能性関与成分として認められることが決まり、ミルクオリゴ糖「ラクチュロース」の受理も期待される。エビデンスデータの蓄積などにより「腸内フローラ」ブームをけん引する同社の戦略を聞いた。
―― 機能性表示食品の受理状況は?
現在SR済みの原料として『ビフィズス菌BB536』を提案しています。当社の最終製品としては、サプリメント、乳飲料などを上市しており、パッケージに「腸内環境を良好にし、腸の調子を整える」と表示しています。昨年は、インターネットによる書類の提出など、書類作成に関して変更になったこともあり、全体的に受理されにくい状況でしたが、今年健康コーポレーション、FANCLの商品が立て続けに受理され、さらに商品数が増加しました。自社製品も含め、合計で 9 品が受理されています。現在原料供給メーカーとして、論文、レビューの提供を行い、受・・・
(詳しくは4/5発行・第1617号で)
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