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【インタビュー】イタリア年率1割増、日本の意識変化に期待

ジーノ・ジロロモーニ農業協同組合代表

ジョヴァンニ・ジロロモーニ 氏

“イタリア有機農業の父”と呼ばれた故ジーノ・ジロロモーニ氏のオーガニック食品ブランド『ジロロモーニ』シリーズ。創健社による日本販売10周年を迎え、ジーノ氏の意思を継ぎ農業協同組合の代表として活動する次男・ジョヴァンニ氏が来日、現在の取り組みやイタリア・オーガニック市場について話を聞いた。

―― この10年を振り返って
創健社と非常によいパートナーシップが築けたと大変満足しています。ビジネスだけでなく、父ジーノの思いやオーガニックの精神を広めてくれるパートナーが私たちには必要。創健社との友情は非常によいものになったと考えています。
―― 日本の市場について
ポテンシャルある市場だと見ています。協同組合代表として来日したのは今回が 2 回目。2 年前の初来日時に比べ、日本人のオーガニックに対する考え方に変化が見られ、「オーガニック」という言葉がもっと深い意味になったと感じています。まだまだ拡大するものと信じています。
―― イタリアのオーガニック市場は
イタリアの市場は過去 5 ~ 6 年、毎年10%以上伸びています。専門店の新規オープンや、量販店での取扱いの増加など両方が要因として挙げられます。2016年度だけで見た場合、専門店の出店が止まりましたが、量販店の新規採用だけでなく非有機食品をオーガニックに変える動きも見られます。『ジロロモーニ』シリーズはイタリアを含むほとんどの国で、商品を売るだけでなく、説明して販・・・

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