大豆、葉酸、天然色素成分など“食品成分の有用性”報告相次ぐ
大豆イソフラボンの骨粗しょう症状に対する効果、フラボノイドを主体とする既存添加物のがん予防作用―― など、厚生労働省の研究班が今年に入り、食品の有用性を示唆する最新の研究成果(概要版)を相次いで報告している。「アディポネクチン受容体の病態生理的意義の解明」や「健康食品の安全性に影響する要因分析とデータベース化」などの報告もある。概要報告では、いずれも有意な結果が得られており、生活習慣病や高齢者疾患などに対する食品の有用性の高さを裏付けている。