“尿酸管理サプリ”大型商材として飛躍も
合併症の発症リスクの高まりなど医療費増大につながる疾病として、一次予防の重要性が叫ばれている痛風。厚生労働省によると、予備軍を含めた痛風患者数は600万人近くに上ると推計される。痛風の発症につながるメタボリックシンドローム対策も、厚生行政の重要施策として浮上。被保険者40~74歳を対象とした「特定健診・保健指導」を来年4月に始動させ、メタボリックシンドロームの洗い出しを行う計画だ。予防面では運動や肥満解消、プリン体を含む食事や飲酒の制限など生活習慣の改善が求められる。健食業界では尿酸管理に対応した特許取得やトクホ申請の動きが活発化しており、生活習慣病に対応した大型商品として市場拡大が期待されている。本特集では、尿酸管理をサポートする素材の中から、近年注目されている素材に焦点を当てた。