化粧品受託大手の㈱日本色材工業研究所(東京都港区、 03-3456-0561)は、2017年 2 月期の決算を発表、売上高100億700万円(前期比14.9%増)、営業利益 7 億9,900万円(同60.0%増)となった。
経営統括本部リーダーの天野一彦氏は、「国内市場では、化粧品を含む一般消耗品の購買動向は右肩上がりで推移」「中国における化粧品輸入国の上位 3 ヵ国(フランス、韓国、日本)の伸び率が高い」「香港や台湾経由による中国本土への商流が実りつつある」ことなどに言及。「国内外問わず取引先が拡大し、2 回上方修正するほど好調に推移した」と語った。
製品種別では、メイク製品の口紅や白粉、スキンケア製品群のクリーム、パック製品などがけん引し、2 ケタの伸びで推移。また、グループ会社で医薬品受託製造事業を主力とするフランスのテプニエ社において育成してきた化粧品事業が・・・