中高年層にメタボリックシンドロームが蔓延している実態が先月16日、厚生労働省の「2006年国民健康・栄養調査(速報)」で明らかとなった。特に40代男性の予備軍を含めた比率は前年に比べて3ポイント、50代女性は4.6ポイント増えるなど数値が悪化した。また同時に発表した「2005年国民健康・栄養調査結果」の概要によると、「肥満」の男性は93年の10.0%から13.9%に増加。40~70代女性は肥満の割合が減少したが、20~30代の約2割が低体重(やせ)だった。05年調査では、朝食を1人か兄弟など子供だけで食べる小中学生が約4割に上ることが判明。また朝食の欠食率が20代男性で約3割、女性で約2割と、「朝食欠食が始まった時期は小学生頃から」とする人の割合が増加する中、同省では「子供の栄養状態のアンバランスや朝食欠食の習慣化が懸念される」と指摘している。
健康産業オンライン
国民健康・栄養調査 メタボ症候群、中年層に蔓延の恐れ 若年層は「肥満」「やせ」に二極化も
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