景気「底打ち感」広がる
受託製造会社200社(回答77社)を対象に行った本紙調査(詳細は11~21面「受託製造・容器販売特集」)で、受託各社の06年度の業績は、「5割が売上増、2割弱が前年実績を確保した」ことがわかった。前年割れの企業も32%と高率となったが、大半が1~10%減で、20~40%の売上大幅減を予想する企業が見られた前回調査(06年11月時点)と比較すると、春先から、受注が回復傾向にあることがわかる。実際、(社)日本通信販売協会の発表によると、健康食品を含む「食料品」の売上高が5ヵ月連続で前年同月を上回るなど、明るいニュースも出始めている。