ここ数年低迷していたコラーゲンペプチドの需要が春以降、急伸している。食用コラーゲンペプチドの国内供給量は約6,000tで推移。国内メーカーの昨年度出荷実績は4,153tとなっている(日本ゼラチン・コラーゲン工業組合調べ)。2011年をピークに緩やかに減少を続け、一昨年はインバウンドで反発するも昨年は再び減少に転じた。今回の回復ぶりには「 3 %以上回復し、一昨年の水準を上回るかも」という関係者からの期待の声も聞こえてくる。
急伸のきっかけは、3 月に放送されたNHKのテレビ番組「ガッテン!」。番組ではコラーゲンペプチドの肌に対する作用だけでなく、褥瘡や創傷治癒の検証や、血管、関節などの維持にも役立つことが示唆されている点を紹介した。反応は早々に現れ、「電話がパンクする勢いだった」(健食通販メーカー)「各社からの需・・・
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