特定健診視野に梅飲料の開発など
クエン酸高含有の“梅”に注目
健康産業において、“梅”が裾野を拡大している。6月の収穫最盛期を経て、夏前の飲料需要の増加傾向を見込んだ梅エキス飲料上市も相次ぐほか、黒酢との組み合わせ人気も。また、原料の高付加価値化も進んでおり、梅肉エキスの不純物を取り除き、希釈した原料や、密閉型の釜で煮詰める製法特許を背景とした原料、健診制度を視野に入れたスポーツ飲料としての原料提案も登場。DgSや百貨店はもちろん、病院などの医療関係から自然食品店、さらには梅酒ルートなどを巻き込む巨大販路も特長だ。