滋養強壮・抗疲労から脳機能まで、切り口多彩
2004年の食薬区分改正で非医薬品リストに収載されたカンカ。認知度の向上に伴い、市場ニーズもにわかに高まりつつある。原料・OEM販売企業も増えており、提案内容も滋養強壮から疲労回復、美容効果など多岐にわたる。また、今年3月には日中の研究者が発起人となり、国際カンカ研究会が設立、機能研究も活発化してきている。一方、ニクジュヨウは今年の食薬区分改正で食品利用が解禁された、漢方の大型素材だ。はやくも複数の企業が原料の提案を開始しており、商品化に向け市場の関心も上々といえそうだ。