ダーウィンの進化論のこの一説は、ビジネスでもよく引用されるが、毎週のように報じているアマゾンがらみのニュースを読むだけでも、驚くべき変化と挑戦のダイナミズムが伝わってくる。やはり「強さではなく変化なのか」と。
人口減少の影響もあり、百貨店はもとより、コンビニ、量販店など多くの小売業の苦戦が伝えられる一方、日本でもアマゾンの高成長がひときわ輝いて伝えられている。「変化」なくしては進化できない、生き残れないという事だ。取材で面白いのは、こうしたニュースを若い経営者が的確に捉え（いずれ紹介できると思うが）各社なりの次なる「変化」（政策）に生かそうとしているところだ。
「変化」というと情報産業の世界にいる我々もその洗礼を日々受けている。結論としては、専門紙の役割も様変わりしている。一義的な迅速な情報提供は、官公庁も H P で毎日情報を提供しており、メーカーの発信するニュースも同様で、それらの情報だけでは専門紙は成り立たなくなっている。また、メーカー発の提灯記事には読者も、信頼性の点から反応しなくなっている。
続きは紙面（2017年7月19日発行号）で → 購読はコチラ
