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【特集】吸収性向上素材・技術 サプリの「体感性UP」を

「体感性UP」「コスト削減」の両建てを実現する吸収性向上素材・技術。“機能性素材のための機能性素材”として、ベースビタミン商品はもとより、体感性がヒットの決め手となる商品(美容・アスリート向け・関節炎対応・男性向けなど)での採用が急ピッチで進んでいる。有効成分の少量化にも繋がるため、コストメリットの面も評価されているようだ。一本買いが主流となるエナジー・栄養ドリンクでは従来から体感を重視した商品設計となっているが、サプリメント分野においても、「“お試し一週間商品”でどれだけ体感が得られるか。それがリピーター獲得の生命線」(通販企業)とする声があるように、吸収性向上を介した「体感UP」は、サプリメント開発に欠かせないキーワードとなっている。


体感性向上がサプリ開発の生命線に

サプリメントの複合素材として採用される条件には、「相乗効果が期待できる」「消費者認知が高い」「ヒット素材」「オリジナル性」「呈味性が高い」などがある。一方、昨今では、複合素材として配合することで、有効成分の吸収効率を高め、体感性の向上を実現する“機能性素材のための機能性素材”のニーズが高い。

女性向け(冷え性・美容)、男性向け(男性機能向上、育毛)、アスリート向け(代謝・発汗促進、疲労回復、関節炎対応)など、より体感性が求められる商品での採用が相次いでいる。「機能性表示食品の登場により、一般消費者から効果感がより求められている」(受託企業)、「どれだけ体感・即効性が得られるか。それがリピーター獲得の生命線」(通販企業)とするように、“効率的な吸収”を介した“体感性UP”にスポットを当てた処方開発がスタンダード化している。

詳しくは紙面(2017年7月5日発行号)で → 購読はコチラ

「ナノ化」「SER」など受託企業の差別化提案が活発

技術面においては、「食品素材のナノカプセル化」「微粉砕」「酵素分解」「低分子化」などがある。「超速溶性カプセル」「腸溶性製剤」などカプセル技術の進歩も著しい。受託製造企業では、吸収・機能性向上とコスト削減を併せ持つ“差別化技術”としての提案を強めている。

金秀バイオでは、「食品成分の生理機能向上」を可能にした「食品素材のナノカプセル化技術」を開発。同技術を活用した新素材開発やOEM供給に対応している。すでに有効性データを蓄積しているウコ・・・

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