財務省は先月30日、2007年5 月期の輸入通関統計の確報値を発表した。それによると、本紙対象の健康食品原料のうち、クロレラ、プルーンが前年同月を上回った。ローヤルゼリーは、残留農薬ポジティブリスト制度施行前の駆け込み需要があった昨年5 月との比較では、半分以下の輸入量となったが、1 ~ 5 月の累計では前年並みで推移している。
クロレラの輸入量は約177t。内訳は、台湾が約30t、韓国が約18t、(添加物や飼料が計上されている)インドネシアは約129tとなった。主要生産国である台湾産クロレラの1 ~ 5 月期の累計輸入量は約179tで、前年同期比15.6%増と復調。財務省が同日発表した6 月期の速報値によると、台湾からのクロレラ輸入量は上半期累計で217tとなり、前年同期比11%増で折り返す見込み。
行政・業界ニュース
台湾産クロレラ復調、上半期217t(11%増)に
行政・業界ニュース
- アジア最大の美容展「COSMOPROF2024/COSMOPACK2024」がスタート
- クロレラ・機能性植物研究会 クロレラで新知見 樹状細胞への作用メカニズムなど発表
- タイでビタフーズ展、「コラーゲン」トレンドに 40ヵ国・地域から600社出展 日本企業数は過去最多
- 23年の消費者向けEC市場、「物販」14.6兆円に拡大 経産省
- 23年度・東京都消費生活相談 健康食品の定期購入相談、18%増
- 22年「国民健康・栄養調査」 低栄養傾向の高齢者、男性12.9% 女性22%
- 消費者庁、機能性表示食品の安全確保で新規予算 厚労省、健康被害への対応強化
- 届出ガイドライン→「届出マニュアル」に
- 「機能性表示食品」制度改正 サプリ形状のGMP要件化、届出後の自己評価等
- 機能性表示改正、パブコメに107件 「GMP」「120日ルール」等で意見相次ぐ 消費者庁